ベストセラー『嫌われた監督』著者、鈴木忠平氏の連載No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―」を通して、大谷の強さの源泉に迫ります。[全8本]



【第1回】「ホームラン、打ってきます」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

「今やらないと間に合わないんです」。日本ハム時代の大谷は、なぜチームメイトにそう語ったのか。2016年7月3日、大谷の「二刀流伝説」の始まりをとらえた連載第1回。2025.02.09



【第2回】「彼が求めるもの」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

大谷が見せた「現実離れした光景」。その現場に立ち会ったチームメイトの鍵谷陽平、日本ハム監督・栗山英樹、ソフトバンク監督・工藤公康らが振り返ります。2025.03.09



【第3回】「それぞれの戦場で」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

球団タイ記録の14連勝をかけ、ロッテに挑んでいた日本ハム。しかし、7回途中で先発の大谷が降板。9回裏、1点差でツーアウトランナーなしの状況まで追い込まれた。2025.04.09



【第4回】「今と未来と」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

日本ハムの栗山英樹監督と増井浩俊投手にはそれぞれ「葛藤と決断」が。先発転向を命じられた増井の心境、二刀流の大谷の起用に悩む栗山の思考などチームの裏側が綴られます。2025.05.09



【第5回】「決着の時」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

チームの停滞が見られた9月、キャプテンの大野奨太を中心に選手だけのミーティングが開かれました。大谷を含め、選手たちはどのように団結を見せたのか。2025.06.09



【第6回】「神様の実像」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

パ・リーグ終盤、より優勝が意識されるようになる中、なかなか試合への登板がかなわなかった大谷。しかし、決定的な試合で、満を持して栗山英樹監督は彼を起用しーー。2025.07.09



【第7回】「そのとき、中田翔は」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

パ・リーグ優勝を決め、広島カープとの日本シリーズを迎えた日本ハム。その直前、大谷が中田翔の実家での食事会で見せた顔と、彼のシリーズにおける活躍とは。2025.08.07



【最終回】「消えない落書き」〈No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〉

2012年、大谷が日本ハムから指名される直前、彼が投手か打者かは、意見が分かれていました。しかし、その中で「両方だ」という声がーー。大谷の原点と、日本ハム時代の最後の栄光に迫る最終回。2025.09.09

文藝春秋

この記事の全文は「文藝春秋PLUS」で購読できます
「ホームラン、打ってきます」