アンヌ遙香、元TBSアナから北海道で新たな挑戦

 元TBSアナウンサーの小林悠さんが、アンヌ遙香として北海道を拠点に活動を再開した。8年ぶりにメディアに復帰したアンヌさんは、新たな挑戦に向けて意欲を燃やしている。

アンヌ遙香さん

「北海道のアナウンサーの仲間に入れていただけたことがとにかく光栄で、北海道のために働くぞ! と燃えていますよ」

 アンヌさんは、4月からSTV(札幌テレビ放送)の朝の情報番組「STVどさんこweekend」のメイン司会を務めることになった。昨年7月からはHBC(北海道放送)の夕方のニュース番組「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演している。

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 TBS時代、アンヌさんは「朝ズバッ!」や「Nスタ」などの報道番組を担当していた。「中継リポーターの仕事をしたのは数年でしたが、自分に向いている、天職だと感じていました」と振り返る。しかし、2016年に体調不良を理由に退職。その後、大きな疾患が見つかり手術を受けたという。

 休養期間を経て、アンヌさんは北海道に移住。愛犬のゴールデンレトリバーと自然の中で暮らしながら、アロマテラピーの勉強やヴィーガン料理を習うなど、新たな挑戦を重ねてきた。

愛犬のリリーちゃん

「いろいろな人と接することが増えて、その経験があるからこそできているのかもしれない」

 アンヌさんは、メディアでの仕事以外にも意欲的だ。4月からは北海道大学大学院博士後期課程に進学し、ジェンダー日本美術史を研究する予定だ。将来的には、北海道の女子大で教鞭を取ることを目標としている。

「日本のジェンダーギャップ指数は146カ国で118位、G7でも最下位(2024年)です。まだまだ女性だからという理由で損をしている、壁があると思うので、女子教育に力を入れたいと強く思っているんです」

 TBS時代は「とがって」いたと自己分析するアンヌさん。しかし、今では「まるくなりました」と笑う。北海道での新生活を通じて、人とのつながりの大切さを実感しているという。

 テレビ、ラジオ、執筆、教育と多方面で活躍するアンヌ遙香さん。北海道を拠点に、これからどのような挑戦を見せてくれるのか、注目が集まっている。

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