「何とかバイリンガルで育てていくことはできないだろうか」

 人やモノから影響を受けやすいタイプの私なので、そこから居ても立ってもいられなくなり、「何とかバイリンガルで育てていくことはできないだろうか」とより真剣に考え始めました。そして、「あ! 預け先で英語が話せるようになればいいんだ!」という結論に至ったわけです。

 すぐに周辺の英語の幼稚園をピックアップ。調べたところ、預かりも18時30分までしてくれて、幼児教育・保育無償化で補助金も出るとのことでした。長男が年少さんで幼稚園に入る前の時点では夫はサラリーマン、私も塾を始めたてで、金額的に全く考えもつかなかったことですが、そのときには状況は少し変わっていて、手が届かない金額ではありませんでした。夫に、なぜこのタイミングで長男に英語が必要なのか、英語が話せることでどんなチャンスが開かれるのか、ということを話し、英語の幼稚園に転園させることになりました。

話す親子(イメージ)

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 もちろん、途中で転園することになる長男とも何度も話し合いをしました。最終的には「僕は宇宙飛行士になりたいから英語を話せるようになりたい」ということで英語を頑張る決意をしました。長男は年長さんの1年間、日中はずっと英語の環境で過ごし、友だちにも恵まれ、だいぶ英語を話せるようになりました。2学年差の次男も長男と同時に、年少さんのときから英語の幼稚園に入園して、英語を話すことが当たり前の環境で過ごし、三男も現在英語の幼稚園に通って、だいぶスムーズに英語でお話しするようです(親の前では見せませんが。恥ずかしいんですかね~)。