経営状況の悪化が続き、従業員の給料遅配、店舗の休業に追い込まれている脱毛サロン大手ミュゼプラチナム。

 崖っぷちのミュゼの支援に、自身も脱毛サロンを経営するカリスマホストのローランドが名乗りを上げた。いったいどんな策があるのか。ローランドの右腕が「週刊文春」の取材に応え、救済プランを明かした。

大手脱毛サロンの「ミュゼプラチナム」(会社HPより)

 運営会社「ROLAND GROUP HD」の経営戦略担当、犬飼優氏が取材に応じた。

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「脱毛業界をイメージアップしたい」

──どこまで具体的に進んでいるのか。

「まだ我々の店舗がないエリアが10県ほどある。そこを中心に20店舗ほど引き受けたい、と伝えています」

── 未払いの給料は?

「法律上、肩代わりはできませんが、お祝い金のような形で2カ月分の6割を補填する策を考えている。我々としては採用コストに比してかなり安く従業員を雇い入れることができます。150名程度を基準に、面接を進めているところです」

ローランド(インスタグラムより)

──ローランド氏の発案?

「そうですね。この戦略が成功すれば、当社が業界1位になる。ならば恥ずかしくないことをして、脱毛業界をイメージアップしたい、と代表は言っています」

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、経営難にあえぐミュゼの従業員たちの悲惨な状況、新たにミュゼのトップについた新社長の発言、ローランドの支援に対する社員らの受け止めなどを詳報している。

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最初から記事を読む 〈衝撃の経営危機〉脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の全取締役が解任。給与は連続で遅配、SNSでは「ふざけんなよ!」