映画の撮影中も監督と激しい口論に…
「ロケ場所を確保する中、舞台となる奈良市の全面協力で撮影することになった。現地に泊まり込みで、拘束の長い撮影を余儀なくされたのです」(広末の友人)
周囲が出演取りやめを勧めても彼女は「私が選んだことだから」と引き返さなかった。
4月4日、広末たちは撮影場所になる県中央部の吉野町の小さな集落へと向かった。
「テレビで観た時の天真爛漫な広末さんそのままやった。終始笑顔で和気あいあいと撮影は進んでいたように見えました」(地元住民)
翌日は奈良中心部へ移動。しかし、事態は悪化したという。
「演出を巡り、広末とM監督は激しい口論になり、撮影が止まった。怒った監督は『俺は降りる』と言い出し、現場は大混乱になったのです」(映画関係者)
プロデューサーが間に入り広末と監督双方と話し合い、監督の降板が決まったという。
そのため彼女のシーンは延期となり、いったん、東京に帰ることになった。広末は、これで10日に長女を始業式に送り出し、家族みんなで長男の誕生日を祝えると考えていたのか、異様なほどハイテンションだったという。
最初、男性マネージャーが運転していたが、彼が持病の腰痛が悪化したため、広末が彼を気遣って運転を代わったというのだ。そして事故が起き、件のマネージャーは骨折したが、「彼女は悪くない」と庇っているという。
「生き方」に真剣に悩んでいるのではないか
薬物検査はシロ。薬の過剰摂取による錯乱の可能性も噂されたが、先の知人は、「涼子に限ってあり得ません。仕事も育児も全てキッチリこなさないと気が済まないタイプ」と否定している。
そして4月16日朝6時20分。釈放され、浜松西署の玄関から姿を現した広末は、集まった報道陣に頭を下げ、関係者が手配したとみられる車に乗り込み、その場を去っていった。
報道によると、看護師や追突した車との示談は成立したそうだから、傷害罪では不起訴処分になる見通しで、同乗者への過失運転致傷容疑で追送検、起訴するかどうかを判断するようだが、文春の報道通りなら、こちらも不起訴になるのではないか。