しかし、彼女はこの頃から奇行を繰り返すようになる。
「〇一年、クラブから朝帰りすると、都内自宅からタクシーで二時間半かけて千葉の白浜へ。路上に座り込み足首にテーピングをしたり、現地の食堂の夫婦にお金を無心したり……それらの一部始終を『FRIDAY』が報じた」(『週刊文春』4月17日号)
当時、広末を追いかけていた佐々木博之が、FRIDAYデジタル(4月15日 11:00)でこう書いている。
《やはり“奇行”が話題になっていた頃の話だが、都内のクラブに広末がいるという情報を得て、現地に行ってみると、なんと本当に広末がフロアで踊っていたのだった。
同伴者がいるかと周りを見渡してもいないようで、彼女は一人で来店していたようだった。ただ、店を出るときに気づいたのだが、当時交際のウワサのあった金子賢が店の外に一人で、携帯をいじりながらたたずんでいた》
「清純派」のイメージを自ら壊してきた
《店内の広末は、着ていたスウェットを脱いだり着たりを繰り返し、体をくねらせながらノリノリで踊っていた。やがて踊り疲れたのか、カウンターの私の隣の席にきてテキーラを注文すると一気飲み。そして私に腕を絡ませ、こう言ったのだった。
「飲みが足りないよ。もっと飲みな」
フレンドリーなのか、“奇行”なのか分からないが、乾杯をさせられた記憶がある。
またある時、都内のスタジオで待っていると、車から降りた広末のジーンズのうしろのポケットに、何か妙なものが差し込まれているのが確認された。赤いキャップの容器は紛れもなくマヨネーズだった。
たしかに“マヨラー”が話題になったころだったが、彼女がマヨラーだったのには驚いた。しかも大きいサイズの容器だったのでなおのこと驚いたのだった。》
事務所やファンから押し付けられた「清純派アイドル」のイメージに苦しんでいた彼女は、自らそれを破壊していく。
多くの男たちにまみれ、できちゃった婚や離婚を繰り返し、昨年は有名シェフ鳥羽周作氏(46)とのW不倫が発覚し、相手の家庭まで破壊してしまったのである。