情状証人として出廷したA子さんの母親は「娘から事件のことは聞けていません。看病しているだけでもショックなのに、私が事件の内容を詳しく知ってしまったら、復讐を考えるほど憎むと思います」と述べた。

男に言い渡された罰は…

 裁判所は「3階から被害者の所持品が見つかった経緯は不明」としながらも、「被告人は執拗に暴行や脅迫をして性交しようとしており、被害者が両脚や両腕の麻痺などの後遺症を負った結果も重大。犯行時の経緯の説明や女性のケガの状況などから、被告人の主張は具体性に乏しく不自然であり、被告人には反省の態度もうかがわれない」として、懲役10年を言い渡した。

 まれにみる凶悪な性犯罪であるにも関わらず、この量刑は軽すぎるのではないか。垣内は自分の言い訳に限界を感じたのか、控訴することなく服役した。

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