5月1日の「ノンストップ!」が、歌手・柏原芳恵(59)のデビュー45周年コンサートに密着。熱気溢れる会場から舞台裏まで柏原の魅力に迫った。
「ミニスカートやシースルーの衣装で往年のヒット曲を歌うと、会場はペンライトの光が乱舞。想像以上の盛り上がりに、柏原本人も涙ぐんでいた」(放送記者)
大阪出身の柏原は、1979年、「スター誕生!」に出演して歌手デビューを掴んだ。
「80年代のアイドル界を席巻した松田聖子ら“ぶりっ子”の陰に隠れがちでしたが、セクシーさを強調する柏原のスタイルは新たなアイドル像を提示していました」(音楽関係者)
当時の浩宮殿下が英国留学前の会見で「好きな歌手は柏原芳恵さん」
83年、中島みゆき作詞・作曲の「春なのに」が大きな転機になった。
「中島が直に歌唱法を指導。紅白出場もこの曲で果たした」(同前)
ヒットの余波は畏きところをも魅了する。当時の浩宮殿下が英国留学前の会見で「好きな歌手は柏原芳恵さん。『春なのに』がいいですね」と発言され、柏原は一夜にして“ロイヤルアイドル”になる。
「殿下は86年にはコンサートに足を運ばれ、柏原に『楽しみにしていました』のお言葉と、御所で育てたピンクのバラを一輪手渡された」(皇室担当記者)
政界きってのアイドル通の石破茂首相も「夏になると『夏模様』を歌いたくなります」とファンを公言している。