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「マイアミの奇跡」との“奇妙な共通点”
6月20日、コロンビア戦翌日には、約12時間のオフが選手に与えられた。多くの選手が合宿地に訪れている家族や友人たちと共にその時間を過ごした。試合翌日に自由時間を作るのも、また前任者とは違う西野流だ。この日のオフも当初から予定されていたものだ。
第2戦のセネガル、第3戦のポーランドと約10日間で2試合を戦わなければならない。西野ジャパンの準備期間はさらに短くなる。西野監督は「マイアミの奇跡」と呼ばれる1996年アトランタ五輪との“奇妙な共通点”をあげ、こう危機感を口にした。
「(アトランタでは初戦でブラジルに勝った後)次にアフリカの代表(ナイジェリア)にやられている(笑)。そして3戦目がハンガリーだった。ポーランドと同じような対戦相手なので」
ブラジルに勝利しながらグループリーグで敗退したアトランタ五輪。あれから22年。西野監督はロシアで、どのような手を打とうとしているのだろうか?