オーナーさんが考案の「とんかつそば」に隠されていたものは
さて「とんかつそば」の登場だ。
これはオーナーさんが考案したメニューだという。なかなか凝っている。まずとんかつがでかい。
それにわかめがのっている。とんかつとわかめ、なかなか見たことがない組み合わせだ。とんかつをひとつ食べてみると結構厚みがあってうまい。
そして食べ進むとさらに驚いた。とんかつの下にはレタスが敷いてあったのだ。とんかつがつゆでクタクタにならないようにとオーナーさんと松尾店長が考案したのだという。これはナイスなアイデアだ。
レタスとそばつゆは意外にもよく合っている。
手作り感が満載だが、料理は斬新かつ美味
ここまで食べてきて、気が付いたことがあった。店はメニューもPOPも手作り感が満載だ。しかし、料理は結構しっかりしている。気の利いたメニューが多いし、天ぷらは実に出来栄えがいい。レタスを忍ばせたとんかつそばは斬新かつ美味。創意工夫が隠されている。
松尾店長に修業歴をきいてみて納得の背景がみえてきた。松尾店長は10年前まで幕張で人気のカレー店の店長をしていたそうだ。相当に多忙な店だったそうで、そこで調理のイロハを習得していたのだ。
そばの世界は初めてだったが、オーナーさんと試行錯誤していくうちに、メニューが徐々に増えていったという。
これからどんなメニューを作りたいか聞いてみるとこれがまたユニーク。今あるメニューを発展させるようなものを考えているという。
例えば「とんかつそば」に店長が得意のカレーをかけた「とんかつカレーそば」や「みそかつそば」みたいなメニューも作ってみたいと。天ぷらのレパートリーも増やしたいと熱く語る。




