今まで東京近郊のポツンと一軒立ち食いそば屋を何軒か訪ねている。ユニークな店が多い。店名と寸評をまとめてみた。
東京都稲城市「立喰そばうどんなかむら」:駅前に一軒だけ冷し天ぷらそばが絶品。
江戸川区一之江1丁目「あかまつ」:天ぷらほぼ揚げたて生麺。
埼玉県伊奈町「おばちゃんの店」:85過ぎたおばちゃんが1人で作るビン丼は名物。
神奈川県厚木市下津古久「そば八」:豪快女将の春菊天やカレー、定食がうまい。
千葉県千葉市中央区の「寒川そば」:黄色いカレーと茹で玉子が人気。
八王子市下恩方町「たぬき」:大きな墓地が近くにある峠の店、濃く甘めのつゆ。
横浜市鶴見区駒岡「立食い そばうどんカレーライス ごん兵衛」:破格の安さ、鶴見系白つゆが絶品。
また、八王子市石川町「田吾作」など惜しまれつつ閉店した店も多い。
目指すは千葉モノレール「みつわ台駅」
さて、今回もそんなポツン店を訪れてみた。千葉駅から千葉モノレールにのって7つ目のみつわ台駅から5、6分歩いたところにある立ち食いそば屋「栄YOH」という店である。
5月最後の日曜日11時過ぎ、大発展を遂げた千葉駅から人生2度目の千葉モノレールに乗る。懸垂型で2両編成のかわいい車体だ。起伏のある千葉市内をゆっくりと進んでいく。意外と高いところを通るのでかなり怖い。14分ほどでみつわ台駅に到着した。
改札から降り、駅周辺を見渡すも飲食店は何もない。大きな団地や大きな薬局チェーン店があるのみ。本当に店はあるのだろうか心配だ。一帯は緑が多くいい所だ。

