――小さい頃から可愛いと評判だったわけですね。
りぃあん どうなんでしょうかね。でもその時に、自分は普通じゃないのかな、みたいなことは思いましたね。ちょうど同じ時期にAKB48に出会って、同じ年代の子たちが歌って踊っているのを見て、「私もこういうのやりたいな」みたいに思っていました。
「ピンクのランドセルに油性マジックで…」小学校で受けたいじめ
――小学生の頃からアイドルへの憧れはあったのですね。
りぃあん はい。でも小学校低学年の頃は身体が弱くて大変でした。肺炎を患っていて、通院後に学校に行ったり、入退院を繰り返していました。それで身体が弱いっていうだけで学校でいじめられたりもしました。
――どんないじめに遭ってたんですか?
りぃあん いろいろありましたが、例えば私はピンクのランドセルで通っていたんですが、それが他の子たちと違うっていうことで油性のマジックとかで落書きされたりしましたね。でもそのランドセルで6年間通いましたよ。
――つらい経験をされたんですね。
りぃあん でも、小学校3年生の頃、病院の先生から「少しでも身体を強くするために水泳か吹奏楽をやったらいい」と言われて吹奏楽を始めたんです。そこから変わりましたね。肺活量が増えて身体が強くなりました。
朝から晩まで吹奏楽の練習をしていた“陰キャ”高校時代
――どんな楽器を演奏されていたんですか?
りぃあん 最初はユーフォニアムっていう結構大きめの楽器やっていました。その後、中学でチューバをやって、高校からサックスとそれぞれ違う楽器を続けてきました。
――いろんな楽器ができるんですね。吹奏楽は楽しかったですか?
りぃあん 楽しかったというよりは、つらい思い出が多いですね。中学も凄く厳しい吹奏楽部に所属していて、高校も推薦で吹奏楽部が強い高校に入ったので、もうずっと練習していましたね。平日は授業が終わって夜まで練習して、土日も練習してみたいな。

