「自分でもびっくりするぐらい凄くバズって…」アイドル活動を始めるようになった経緯

――その頃はどういったお仕事をされていたのですか?

りぃあん インターネット通信の販売・営業などを行う会社で、正社員として働いてました。でもその会社が副業禁止ということを最初知らなくて。ただインフルエンサーとしての活動自体はいいよということだったので、仕事終わりに毎日投稿していましたね。投稿はお金にはならないけど、毎日続けていました。

――その投稿へのモチベーションはなんだったのでしょうか。

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りぃあん いつかは何かで成功したいな、というのが一番にありましたね。それから、フォロワーを増やしたら何かに繋がるんじゃないかって。漠然とですけど、それをモチベにやってました。事務所には入っていましたがほぼ個人でやっていたので、他の配信者の方たちを研究して伸ばすためのネタを考えて、撮影して編集して投稿していました。

 

――そこからアイドルになるわけですが、どういった転機があったのでしょうか。

りぃあん ずっとTikTokを投稿していて、でもやっぱり心の奥底ではアイドルへの気持ちがありました。自分ではインフルエンサーが向いてるのかなって思いつつも、どこかでアイドルをやりたいなって。でも当時は、その気持ちを隠し続けていた感じです。

 ただ、インフルエンサーとしてフォロワーが多かったら、もしかしたら自分もアイドルになれるんじゃないか、アイドルに誘われるんじゃないか、とは考えていて。

 当時「幼馴染シリーズ」という動画を投稿していたんですけど、それが自分でもびっくりするぐらいに凄くバズって。そこでフォロワーが20万人ぐらい増えたんです。そしたら、インフルエンサーを集めたアイドルグループに誘ってもらえて。通信販売の会社を辞めてアイドルとインフルエンサーとして活動するようになりました。

最初に参加したアイドルグループが半年で解散

――フォロワーが増えた甲斐あってアイドルとなるわけですね。

りぃあん ただ、本当の意味でアイドルをやっている、という感じではなかったですね。それぞれのインフルエンサーのファンの方がライブに来てくれる感じでした。

――アイドル活動に対して、お母様はなんと言っていましたか?

りぃあん 母はアイドル活動には反対だったので、もう母に迷惑をかけられないなって思いましたね。練習時間も遅かったり、家にいられない時間も多かったので、そこで「1人暮らしして頑張るしかないな」と思って。アイドルの方もお給料はあったのですが、会社員の頃の貯金を切り崩しながらなんとかやってました。

 

――そのグループが半年で解散してしまったそうですね。

りぃあん いろいろあって解散しました。自分は何もない時間が嫌だったので、最初のグループ解散後、すぐにアルバイトに応募して、コスメショップで働いていました。店長しながら毎日配信してましたね。