自分の部屋は20畳以上で、壁一面に本棚が…
――それはすごい広さですね。小学生の頃は、少しでも広い部屋を巡ってきょうだい喧嘩をしていたと話していましたが、その頃のYUYUさんの部屋はどうでしたか?
YUYU 20畳以上はあったかな、と思います。本がすごく好きだったので、壁一面に本棚があって、本がぎっしり詰まっていましたね。
――当時は、どんな本を読んでいたのですか。
YUYU 中学生の頃は小説が多かったです。あとは、ちょっと変わった科学本みたいなものにもハマっていました。例えば「ウルトラマンが今から宇宙に行くとしたらどれくらい時間がかかるか?」とか、そういう疑問に真剣に答えてくれる内容なんですよ。
母が「本に関してはどれだけお金をかけてもいい」という考えだったので、学校の帰りや塾の帰りにお迎えに来てもらったときは、いつも書店に寄ってもらっていました。
現在の実家は、港区にある推定30億円のペントハウス
――現在の実家は、テレビでもお話しされていた推定30億円のペントハウスですよね。
YUYU そこに引っ越したのも、ちょっと変わった経緯がありまして。今の実家に引っ越したのは6年くらい前なのですが、家自体は15年ほど前に父が建てたものなんです。ただ、その当時は家族で住むことは考えてなくて。
――住むための物件ではなかった、というと?
YUYU 父いわく、個人の美術館が欲しかったそうなんです。そんなときに不動産会社から「完全にゼロの状態から、何か物件を作ってみませんか?」というご提案をいただいて。自分好みの美術館にできるなら、と作ったのが、現在の実家です。
――6年前に家族で住み始めるまでは、どのように使っていたのでしょうか?
YUYU 約2000万円する、オーケストラ用のピアノだけが置かれたピアノ専用の部屋があったりと、父のお気に入りの楽器やアートをたくさん展示していましたね。ピアニストを呼んで、パーティー会場として使うこともありました。

