ダンサーグループ「CYBERJAPAN DANCERS」のメンバーとして活動しているYUYUさん(25)。テレビ番組『週刊さんまとマツコ』(TBS系列)に出演した際に「港区にある実家が30億円の豪邸」「両親から総額2500万円以上の誕生日プレゼントをもらった」など、ケタ違いのセレブエピソードを披露し、大きな話題になった。

 そんなYUYUさんに、両親の教育方針や、20歳までブランド品を持てなかった理由、30億円豪邸での驚きの生活について聞いた。(全3回の2回目/3回目に続く

ダンサーグループ「CYBERJAPAN DANCERS」のメンバー・YUYUさん ©志水隆/文藝春秋

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食事中は背中に金属バットを入れられることも…

――前編では、30億円のご実家や、それを建てたお父さんがどんな方なのか伺いました。そんなご家庭で、YUYUさんはどのように育ってきたのでしょうか。

YUYUさん(以下、YUYU) マナーに関しては、ものすごく厳しい家庭だったと思います。もともと母方の祖母が呉服屋を営んでいた影響もあるのか、特に母がすごく厳しかったですね。例えば食事中の姿勢が悪いと、背中に金属バットを入れられるんです。

――金属バットですか。それは文字通りスパルタですね。

YUYU 机に肘をついたりしてしまうと、食事の途中だとしてもすべて下げられてしまって、その日はご飯を食べさせてもらえませんでした。謝っても許してもらえないんです。他にも、きちんとした服の着方をしていないと、ものすごく怒られました。

 大人になった今は、父の仕事の関係でパーティーに参加させていただく機会があるのですが、テーブルマナーや着物の着付けで困ったことはありません。それは、母がマナーに厳しかったおかげだな、と思っています。

 

寝起きに100マス計算→全問正解するまで朝ごはんはなし

――マナーに厳しい以外では、どんな教育方針だったのでしょうか?

YUYU 勉強にもとても熱心でした。例えば小学校低学年の頃は、寝起きに100マス計算をやらされて、全問正解するまで朝ごはんを食べさせてもらえませんでした。

――それはなかなかハードですね。

YUYU 中学生の頃からは、母の手作りの教科書で勉強させられるようになって。

――手作りの教科書?

YUYU 通常の教科書には載っていないような、かなり専門的な内容まで記載されているんです。それを各教科分手書きで作って、「これを全部覚えるまで勉強しなさい」と渡されました。