「痩せて健康になったら、自分を否定しなくなった」
タレントの坂本ちゃん(59)が、22キロの減量に成功し、健康を取り戻した。かつては90キロまで体重が増え、前立腺肥大症と糖尿病を発症。そこから心機一転、ウォーキングを始めたという。
「最近は『健康が一番』と思ってまして。だから今は、気持ちがたおやかなんです」と語る坂本ちゃん。3年前の写真を振り返り、「太り具合がもう病的だったんですよ、肉のつき方が」と当時を振り返る。
糖尿病の診断を受けたことで、坂本ちゃんは病気の怖さを知ったという。
「失明してしまうかもしれないとか、足を切断する可能性があるとか。病状によってはインスリン注射や透析が必要になったり」と、調べて初めて知った糖尿病の深刻さに驚いたそうだ。
医師から「とにかく痩せましょう」と指導され、坂本ちゃんは減量に取り組んだ。その結果、糖尿病の数値は正常になり、最近では「今回で糖尿病の通院は卒業」と医師から言われたという。
減量の成功は、坂本ちゃんの精神面にも大きな変化をもたらした。
「健康になったら褒められて素直に『ありがとうございます』とか言えるようになった。そして自分を否定しなくなりました」と語る。
現在の坂本ちゃんは、毎日欠かさずウォーキングを続けている。「朝4時に起きて日が昇るのとともに歩いてます」と、その習慣を明かす。また、定期的な健康診断を「大人の通信簿」と表現し、「ゲーム感覚で『合格ラインをクリアしよう』っていうのが楽しくて」と、健康管理への前向きな姿勢を示した。
坂本ちゃんは最後に、「60歳近くになってやっと『自分のままでいいんだ』ってわかりました。遅いとは思いません。気づけて良かったと思います」と、健康を取り戻し自信を得た今の心境を語った。
写真=深野未季/文藝春秋
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