「iPhone 17 Air」のモックを入手! 現行モデルと比較すると…
今回「iPhone 17 Air」の予測寸法を基に作成されたモックを入手し、現行の「iPhone 16 Pro Max」と比べてみましたが、その薄さは実際に手に持つと圧倒的です。画面サイズは6.6型で、「iPhone 16 Pro Max」よりもひとまわり小さいだけにすぎないので、なおさらインパクトがあります。
もっともここまで薄くなると、耐久性が少々気になるのも事実。これについては現物を見てみなくては判断できませんが、タブレットでは現行の「iPad Pro」が5ミリ台という薄さを実現していることから、Appleには一定のノウハウがあるとみなしてよいのではないでしょうか。
薄さに加え、もう一つ注目なのが軽さです。「iPhone 17 Air」の146グラムという予想重量は、現行の「iPhone 16」シリーズでもっとも軽量な「iPhone 16e(167グラム)」よりも約20グラム軽く、今回の比較対象である「iPhone 16 Pro Max(227グラム)」とは、80グラム以上の差があります。2月いっぱいで販売を終了した「第3世代iPhone SE(144グラム)」や、かつての小型モデル「iPhone 13 mini(140グラム)」などに近く、軽さを求めるユーザにとっても見逃せない製品です。
筆者は、2023年9月に販売を終了した「iPhone 13 mini」を現在も使い続けていますが、それは軽さを追求していくと画面が小さなモデルしかないからです。絶対的な重量さえ軽ければ、画面サイズはあまり重要なポイントではありません。画面サイズの大きいスマホを使いたければ、重さは我慢するしかない──そうした“常識”をひっくり返してくれるかもしれない今回の「iPhone 17 Air」は、軽さを優先する筆者から見ても非常に魅力的な存在です。



