コンプレックスに悩む人たちに「知ってほしいこと」
――すべてをオープンにされていることも、輝きにつながっているのでしょうか?
こずえ 自分の中に「見せてはいけない部分」がたくさんあると、他人が怖くなります。欠点を隠したいと思うほど、人が怖くて笑顔も固まってしまう。過食嘔吐など苦しかった頃のこと、恥だと思っていた毛穴や顔もさらけ出したことで、隠すものがなくなっていきました。
隠すものが減ると心が自由になって、自己表現することを楽しんでいる自分がいたんです。つまり、自己否定を止め、自己受容ができたんですね。もちろん、誰もが全てをSNSにさらす必要なんてなくて、受容できればそれでいいんです。
――改めて、こずえさんにとって「ブスをやめる」とはなんだったのでしょうか?
こずえ コンプレックス(ブス眼鏡)を手放して、感情的にならず自分の外見を客観的に見られるようになったことです。そしてブスをやめられた2大要因は「自撮りをアップし続けたこと」「自己否定をやめ、ありのままの自分を受け入れたこと」です。
――最後に、コンプレックスに悩んでいる読者の方へ、メッセージをお願いします。
こずえ 私は40代でブスをやめて美人になり、かわいい服を作って着て50歳のお姫様になりました。ブスをやめて、やりたいことやって、なりたかった自分に堂々となりましょう。それが、「自分を大切にすること」であり、「自分を愛すること」だと、私は思います。
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