「登場しただけで会場がザワついた」LE SSERAFIMカズハ（21）のデビューが韓国で“事件”と呼ばれるワケ〈現地記者が解説〉

登場しただけで会場がザワついた

「司会者の紹介の後、実物のカズハが登場しただけで、会場がざわつきました。多くが『おおおーっ』と叫んだのです」（前出記者）

　その登場シーンは、もはや“事件”だった。

「韓国のネット掲示板ではその日の日付をつけて『05.02カズハ　ビジュアルショック』というフレーズが生まれ、拡散されるほどでした。それくらいにカズハは美しいのです」（現地在住の40代男性K-POPファン）

　この登場シーンの大反響からも分かるが、カズハは韓国人にとって「ど真ん中ストライク」なルックスで知られている。韓国で「国民の初恋」として親しまれる女優のペ・スジ（元missA）に似ているという声もある。

　韓国・ソウルのザ・ドア美容整形外科の医師たちは自らのYouTubeチャンネルでこんなコメントで絶賛している。

「最初に見た時、韓国人かと思いました。多くの韓国人が好む、清純的な美しさを持っています。自然な目鼻立ちを持つ点、低いインライン二重まぶた、丸くて自然な鼻、小さな顔と調和の取れた比率。これらが全体的に控えめでありながら魅力的なイメージを強調しています」

　無名の存在から、一躍トップアイドルへ――。彼女は韓国でどう見られているのか？　デビューから3年が経った彼女の歩みを振り返ってみたい。

大阪育ち、3歳から続けるバレエでオランダ留学

　カズハは2003年生まれの現在21歳。大阪育ちで、3歳からクラッシックバレエを習い、16歳からはオランダの国立バレエアカデミーに留学していた。

　14歳だった2017年には、世界的なバレエコンクールでグランプリに選ばれるほどの才能を発揮していた。これは各国から優秀なジュニアたちが集まるコンペティションゆえ、相当な実績といえるだろう。