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多くの学校が被害者の受け入れを拒否
最終的に彼女は折れ、賠償金5千万ウォン(約500万円)の和解書にサインする。このときの心情を後にAのさんは「加害者は憎かったが貧しさから逃れたくて合意した。加害者を許したはずなのに後からあざ笑われたようで、開いた口がふさがらなかった。時間を戻せるなら合意なんか絶対にしない」と述べたという。
ちなみに、彼女の父親は加害者家族から受け取った賠償金のうち1千500万ウォンをAさんに、残りは合意を勧めた親戚たちと山分けしたそうだ。
その後、彼女は父親によって強引に退院させられる。しかし、復学しようにも地元の学校には通えず、転校先も見つからなかった。
「問題のあった生徒」として、大半の学校が受け入れを拒否したからだ。それでも、劇中の主人公がそうだったように弁護士の協力を得て、ソウルの公立校に転校する。が、そこでも恐怖が待っていた。
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