エスピノーサ氏が掲げる「Re:NISSAN」の骨子

 対して、エスピノーサ氏が再建策として発表したのが、「Re:NISSAN」である。その骨子は、世界に17ある完成車工場のうち7つを閉鎖し、全社員の15%にあたる2万人を削減するというもの。全従業員のうち14%にあたる2万1000人を削減し、国内生産能力を30%削減するとしたリバイバルプランと方向性が非常に似ている。

ホンダ三部社長とはサシで会談した ©時事通信社

 その点を問うと、エスピノーサ氏は意外な回答をした。彼が口にした意外な一言とは――。

 ほかにもエスピノーサ氏は、意図的に今は中長期的な話をしないようにしている理由、目標とする2027年3月期決算での黒字を達成できない場合は退任するか否か、などについても語っている。

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 単独インタビュー「エスピノーサさん、本当に再建できますか」は「文藝春秋」8月号(7月10日発売)、および月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」(7月9日配信)に掲載されている。

出典元

文藝春秋

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