「週刊文春」の名物連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に、サッカー日本代表の森保一監督が登場。世界最速で2026年の北中米ワールドカップ出場を決めた指揮官が抱く、“史上最強”とも言われる代表へのいまの思いとは――。

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阿川 監督を続投するにあたって「ここは変えていこう」と思われた部分ってありますか?

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森保 何よりも考えていたのは、マンネリ化を避けるということですね。

阿川 マンネリ化?

対談に臨んだ森保一監督と阿川佐和子さん ©︎文藝春秋

森保 はい。僕は東京オリンピックから監督をやっていたので。

阿川 そうだ、24歳以下の、オリンピックの代表監督も森保さんが務めていたんでした。

森保 そうなんです。だいたいその世代の選手たちが今ちょうどA代表に上がってきているので、長い選手だともう8年近く一緒にやってきている。たぶん選手からしたら、もう森保さんの……ぽいちの言うことはわかってるよって(笑)。

阿川 フフフ。ぽいちって呼ばれてるんですよね(笑)。