小林よしのり氏に「参政党についてどう思うか」尋ねると…

 私は現在、選挙現場で会う候補者に「排外主義的な言説についてどう思うか」と質問している。先日、山尾志桜里候補(東京・無所属)の演説を見ていたら応援に漫画家の小林よしのり氏が来ていた。なので小林氏にも質問してみた。すると、

「言葉ってね、『公』の言葉と『私』の言葉がある。公の言葉にして言いすぎるとね、煽っちゃうんですよ。どういう言葉で言うかとか、それは言わないでおこうとか、そういう判断が必要なんですよ『保守」には」

 参政党についてどう思うか尋ねたら、

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「ああ、あれは極右だよ」

 “あの”よしりんが呆れていた。

 先週末には東京都の小池百合子都知事が「競い合って排他主義、非常に危険だ」と会見で述べた。関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に追悼文を送らない知事が何を言う? と思ったが、“あの”小池知事でさえ危険と感じる今のヤバさを痛感したのである。

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