「おぢに対しては、私がしてあげたことの“対価”だから」

 彼女の話が事実であるとしたら、当時、中学2年生だったという彼女は、どれだけの絶望を味わったことだろうか。

 渡邊被告は、彼女の被害者となった「おぢ」たちに対し、非常に辛辣な言葉を使うことがあった。

 私に対しては、『ちいかわ』の漫画や綿棒、歯ブラシ、ノートといった、なんということもない差し入れでも「こんなふうに物をもらってしまってすいません」と心底、申し訳なさそうにお礼を言うため、「恒松さんからの2000万円に対しては、同じようには思わないのですか?」と聞いたことがあった。

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 すると渡邊被告は、「本当にわからない」というような様子で、「だって、おぢに対しては、私がしてあげたことの“対価”だから。もらって当然だと思う。女の人には、私は何もしてあげられていないのではないかと思う」と答え、そして言うのだ。

「男の人は、気持ち悪い。キモい……」

次の記事に続く 「男の人は、気持ち悪い。キモい…」1億円5000万円も騙し取れた理由は「憎しみ」があったから…《頂き女子りりちゃん》関係者を取材して見えた「男性嫌悪の片鱗」

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