「昭和レトロ女子」として活動する俳優の増田樹乃さん(23)。約3000着ものレトロ服を所有し、SNS総フォロワー数約10万人の人気を誇る彼女が、レトロ服にハマった経緯から衣装部屋を作るために自宅を改装したエピソードまで、昭和レトロへの情熱を語った。
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約3000着ものレトロ服を集め始めた経緯
「中学生の時、おばあちゃんとひいおばあちゃんのお下がりを受け継いだんです。ちょうど私も着られる身長になったということで」と、増田さんはレトロ服との出会いを振り返る。
実際に着てみた時の「おばあちゃんもひいおばあちゃんも、こんなかわいい服着てたんだ!」という感動が、約3000着もの収集に繋がった原点だという。
最初はメルカリや古着屋で購入していたが、SNSで昭和レトロ好きを発信するようになると、「おばあちゃんのおさがりをじゅのちゃんに着てほしい」と譲られることも増えた。
「ミニ丈や体のラインが出るスタイルが多くて…」レトロ服を楽しむために体型管理
「昭和の服は、シルエットがすごくきれいなんです」とレトロ服の魅力を語る増田さん。レトロ服を着こなすために、体型管理への意識も欠かさないという。
「バブルスーツやボディコンなど、レトロ服ってミニ丈や体のラインが出るスタイルが多くて……。もちろん、どんな体型でもレトロ服を楽しめますが、私は自分の理想とするスタイルで楽しみたいから、パーソナルトレーニングに通って、体型管理をしています」
スタイリングにも彼女ならではのこだわりがある。服やアクセサリーは昭和レトロでも、メイクは令和スタイルにするそうだ。
「ファンの方が、私のことを『昭和と令和のハーフ』と呼んでくださって、まさにそれだなって思いました」
レトロ服で街を歩けば、知らないおばあちゃんから「懐かしい服着てるわね」と声をかけられることも多いという。友人の同級生のお母さんがバブル世代という場合は、わざとバブルスーツやボディコンを着ていくことも。「『懐かしい!』って盛り上がるんです」と笑顔で話す。
「衣装部屋を作るために自宅を改装しました」
また、増田さんのレトロ愛は服だけにとどまらない。
「衣装部屋を作るために自宅を改装しました」と話す彼女の自宅には、2つの衣装部屋がある。屋根裏の衣装部屋に約1000着、もう1つの衣装部屋に約2000着と、帽子や靴、アクセサリーなどを収納しているという。
昭和レトロを追求するため、自宅の1階には1980年代の女の子の部屋を、2階には1960年代のリビングを再現したスペースもある。服の収集や自宅の改装など、昭和レトロに費やした金額は1000万円を超えるそう。
インタビューの最後には、今後の目標についても語ってくれた。
「SNSは昭和レトロを軸に続けていきます。3000着を全部紹介したいし、いつかレトロコーデのスタイルブックや写真集も出せたらいいなと思っています。俳優としては、いい作品と出会って、いい演技をして、国内外問わず評価されるようになりたいです。『なりたいではなく、なるぞ!』くらいの気持ちで頑張っていきます!」
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