7月20日投開票の参院選で当選を果たした参政党のさや氏(43)が結婚していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 さや氏といえば、参院選の東京選挙区で現職の自民党・武見敬三氏や立憲民主党・奥村政佳氏を抑え、元スポーツ庁長官の鈴木大地氏(自民)に次ぐ第2位で当選を果たした人物だ。

東京選挙区で当選したさや氏 ©時事通信社

ジャズシンガー、保守メディアのキャスターとして活動

 公開されているプロフィールによれば、横浜市出身の43歳で、青山学院女子短期大を卒業後、ジャズシンガーとして活動を始め、2008年にCDデビューを果たしている。同時に、保守メディア「チャンネル桜」のキャスターとしても活動していた。参政党関係者はこう語る。

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「選挙では本名より広く知られている場合に限り、通名の使用が認められている。さや氏の場合、『saya』の芸名で歌手活動を行ってきた実績があるため、通名使用が認められたのでしょう」

参政党の神谷代表(左)とさや氏(右) ©時事通信社

さや氏が通名を使う別の理由

 ただ、さや氏が通名を使う理由はそれだけではないという。

「実は彼女は結婚していて、夫がいます。本名、特に姓を明らかにすれば家族に迷惑がかかるかもしれないという理由で、本名を伏せていた。当選後の7月23日に本人が参政党HPで公表しています」(同前)