戦前の海軍における“傑物”たちは、何を思い、どんな資質を持っていたのか。彼らから、現代のビジネスパーソンは何を学ぶことができるか。保阪正康氏・河野克俊氏・戸髙一成氏・新浪剛史氏・楠木建氏による「大座談会 昭和海軍に見る日本型エリート」を、ダイジェストで紹介します。[全5トピック]
「軍人には珍しく自己顕示欲がなく、自分の功績を誇ることは絶対にしなかった。こうした振る舞いができる人材は組織に規律をもたらします。軍に限らず、どんな組織でも、いつの時代にも必要とされる人材」 (河野克俊)
「日本のように、限られた資源の中で戦わなければいけない国は、真珠湾攻撃こそが最大の勝機であり、徹底的に戦い抜くべきだったと思います。それを果たせなかった山本には甘さがあったと言わざるを得ません」(新浪剛史)



