6月に発売するやいなや、完売店舗が続出
6月に発売するやいなや、完売店舗が相次いだという。
「一番反響があったのは、建設や配送、警備、農業といった屋外で長時間作業をされる職種の方々でした。『汗をかくほどに涼しくなる』、『価格以上の機能性』といった高評価をいただいています。学生の方々にも好評でした。通勤・通学の暑さ対策や、部活のスポーツウェアとして使っていただいており、保護者の方々からは、『価格が手頃なので、数を揃えられる』というお声も。最近では、アウトドアやフェス、屋外イベントのスタッフユニフォームとしても使っていただいています」
部屋着という予想外のニーズも。
「男女を問わず、“部屋着としてちょうどいい”というお声をたくさんいただいています。肌触りのよさや軽さ、締め付け感がない点が評価されており、在宅ワークや旅行、出張、就寝時に着用される方も多いようです」
ただ、このTシャツにもひとつ欠点があった。あまりに売れすぎて、現在は手に入れるのが至難の業なのである。
「ワークマンは予想される売り上げ数に合わせて生産数を決めて、年に一度まとめて生産しています。このTシャツはかなり多めに作ったんですが、売れ行きが予想をはるかに超えてしまい、今年の生産分はほとんど残っていない状態です……。みなさまにはご迷惑をおかけしております」
取材後、筆者は自宅から近い複数の店舗をハシゴする“ワークマン・マラソン”の末、入手することができた。
その一枚をランニングウェアとして使用している。動きやすいし、汗をかくほどにひんやり。スポーツウェアとしての機能は申し分ない。
先日はラッシュガードがわりに海水浴にも使ってみたが、じつに快適だった。次はサーフィンに使ってみる予定だ。
公式オンラインストアでも品切れ中だが、店舗によってはわずかながら残っている可能性もあるとか。運よく見つけたら、ぜひ入手して、極上のひんやり感を体感して欲しい。
