2025年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事を発表します。男性著名人部門の第4位は、こちら!(初公開日 2025/02/08)。
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「僕はゲイなので、世間一般の幸せな将来像が描けなかったんです」
35歳のたたさんは、かつて120キロあった体重を57キロまで減量し、人生を大きく変えた。彼の変身のきっかけと、その過程で経験した葛藤、そして見出した新たな人生の意味とは――。
「キモッ」の一言が人生を変えた
たたさんは子供の頃から太っていた。「お兄ちゃんがめっちゃイケメンなんですよ。痩せてて、イケメンで、どれだけ食べても太らない」と語る彼は、親戚から「お兄ちゃんはかっこいいのに残念だったな」と言われ続けた。
しかし、彼の人生を変えたのは、アルバイト先での出来事だった。「回転ずしのバイトで、年上のギャルの先輩から言われた言葉です。僕は皿洗いの担当で、シンクの下にある漂白剤を取ろうとしゃがんで立ち上がったんです。その時に、たまたまその先輩と肩がぶつかっちゃったんですよ。そしたら『うわ、キモッ』って言われて」
この言葉がたたさんを奮起させた。「そんなに自分ってありえないのか」と思い、ダイエットを決意。3か月で20キロ以上の減量に成功した。
その後、大手企業への就職を目前にして、たたさんは再び人生の岐路に立たされる。「僕はゲイなので、世間一般の幸せな将来像が描けなかったんです」と彼は語る。結婚も子育ても望めない中、会社の厳しい規則に縛られることに疑問を感じ、内定を辞退。代わりにコンビニオーナーとして独立した。
しかし、夢を叶えた後の空虚感と不規則な生活から、たたさんの体重は再び120キロまで増加。「朝からシュークリームを食べ、エクレアを食べ、カツ丼を食べ…」と、彼は当時を振り返る。
転機が訪れたのは、テレビ番組でアイドルグループのドキュメンタリーを見たときだった。「こんなにかわいい子たちがあんなに頑張っているのに、自分は何をやってるんだ」と、謎のライバル意識が芽生え、再びダイエットに挑戦。今度は57キロまで減量に成功した。
たたさんの変身は、SNSでも大きな反響を呼んだ。「女性の方から『あなたみたいになりたい』ってコメントいっぱい来たんです」と、彼は驚きを隠さない。現在では、総フォロワー数210万人を超える人気インフルエンサーとして活躍している。
「プラスに捉えれば全部良い方向に変わるんだな」と語るたたさん。かつて彼を傷つけた言葉も、今では感謝の気持ちに変わっている。「次は、昔の僕みたいに悩んでいる誰かに勇気を与える発信ができるように努力していきたいです」と、彼は未来への抱負を語った。
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このインタビューの全文は、(#1)体重120→57キロに激やせ、30代で超人気インフルエンサーに…バイト先のギャルに「キモい」と言われたゲイ男性(35歳)がバズるほど「美しくなれた理由」、(#2)体重120→57キロに大変身、人気インフルエンサーになったゲイ男性(35歳)が「キモいと言ってきたギャル」と仲直りできた理由「人生に意味のないことはない」または、以下のリンクからお読みいただけます。
体重120→57キロに激やせ、30代で超人気インフルエンサーに…バイト先のギャルに「キモい」と言われたゲイ男性(35歳)がバズるほど「美しくなれた理由」
インフルエンサーのたたさんはなぜ人生を変えられたのか?
人気インフルエンサーになったゲイ男性(35歳)が「キモいと言ってきたギャル」と仲直りできた理由「人生に意味のないことはない」
たたさんはいかにして「キモい」と言ってきたギャルと和解できたのか?
2025年上半期 読まれた記事「男性著名人部門」結果一覧
1位:花田優一(29)が人気女性アナと交際「人生のパートナーとして共に歩むこととなりました」週刊文春に宣言した
https://bunshun.jp/articles/-/81410
2位:BE:FIRST三山凌輝(RYOKI)が人気YouTuber・Rちゃんと婚約していた!《婚約動画&誓約書入手
https://bunshun.jp/articles/-/81409
3位:「大食い界のプリンス逮捕」の真相は…フードファイター小林尊(46)が目の当たりにした“米国のリアル”「ビンを投げられ、日本に帰れ!と…」「声をあげないと、ないものにされてしまう」
https://bunshun.jp/articles/-/81408
4位:「お兄ちゃんはかっこいいのにお前は残念だな」と言われたことも…体重120キロのゲイ男性(35)→“57キロの超イケメン”に変身させた「ある事件」
https://bunshun.jp/articles/-/81407
5位:「留置所で橋爪功の息子とバレて…」「『自分の人生、終わった』と思った」覚せい剤で逮捕の俳優・橋爪遼(38)が語る、“どん底”から復帰するまでの道のり
https://bunshun.jp/articles/-/81406



