――卵巣腫瘍の2回目の手術を終えて、生活に変化はありましたか。
シンディ 病気を公表して初めて弱さを見せたけど、意外とそれを受け入れてくれる方が多く、今後自分にできることは何かを考えるようになりました。今までは“自分ファースト”でしたが、 “相手ファースト”を考えられるようになったと思います。やっぱり女性に好かれる女性になって、彼女たちの力になりたいとも。
世界一周の決意とパートナーとの出会い
――芸能活動も順調に進みましたか。
シンディ もっと芸能活動を頑張りたいけど、事務所に所属するのは向いておらず、限界を感じていました。
私は裏表なくいつも正直でありたいんですが、事務所に所属するなら夜職の過去は伏せるように言われたこともあり、私としては過去の自分を隠すことに抵抗があったので。
それで、自分の道を探した結果、他の子と差別化をはかるために、世界一周を目指すことにしたんです。旅すること、好きな景色を発信することが大好きだし、祖父母が海外旅行中によくポストカードを送ってくれたので、2人が見ていた景色を見てみたいという気持ちもありました。
――もともとキャビンアテンダント志望ですしね。
シンディ 1人旅や女の子2人旅という選択肢もあったけど、両親にこれ以上心配をかけたくなかったから、一緒に旅してくれるパートナーを探すことにしました。
SPみたいな男性で、英語も喋れて、YouTubeにアップする動画の撮影の協力もしてくれて、編集もできて、なおかつ私と並んでも負けないキャラの濃い人(笑)。あと、仕事を1年休んでも支障ない人。この条件をずっと口に出し続けていたら、願いが叶って、あの彼と出会ったんです。
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