娘から「イサムは絶対ものにできないよ」と…
――サロンで会ってからどのくらいで、食事に行ったんですか?
イサム 1カ月後ぐらいだったと思います。
みどり 何度も「ご飯行こう」と誘われていたので、断り続けるのもちょっとかわいそうかなって。
私がいた会社は若い子が多くて、その子たちとご飯に行くのが普通で。その延長みたいにとらえていたので、「たぶん、ご飯に連れていってほしいんだな。1回くらい、連れていってあげようかな」って。
――イサムさんとのメッセージのやりとりについて、娘さんと話したりは?
みどり 娘から「イサム、本気っぽいよ」と言われました。
イサム 僕が娘に「どういう男性が好みなの?」って聞いてたので、そう言ってたんだと思います。
娘からは「ママはそこそこお金があって社会的地位がある人じゃないとダメだから、イサムは絶対ものにできないよ」って一蹴されました。
――そう言われたら、あきらめるか燃えるかですが。
イサム 燃えました。
お金もすぐ手に入るわけじゃないし、社会的地位だってそんなにすぐ築けるものじゃないですけど、それ以上に自分の思いをぶつけていけば、いつか見てくれるんじゃないか、振り向いてくれるんじゃないかなって。まったく根拠はなかったんですけど、ものすごい自信はあったんですよ。
「いつかみどりと付き合いたいな」って、ずっと思いを伝えて
――それほどまでに心を動かされた人は、過去にもいたのですか。
イサム いません。ここまで夢中になったのは、みどりがはじめてでした。いままでも何人かお付き合いした方はいましたけど、みどりはなにかが違いましたね。
念のために言っておきますけど、熟女好きではないです。
――初デートとなった食事はどこへ。
イサム 地元の鉄板焼きです。
――21歳差のおふたりは、どんなことを話すのでしょう。
みどり 夢を語ってたよね。
イサム 僕はずっと野球をやってたんです。でも、野球をやめて、大学もやめて、地元に帰ってきて。そのあたりの話から入って、人生論みたいなものを語り出して。中盤からは「いつかみどりと付き合いたいな」って、ずっと思いを伝えてました。
みどり こっちは「変わった子だな」と思っていましたけど、若い男の子ってノリでそういうことを言ったりするじゃないですか。だから「酔っぱらって気持ち良くなっているのかな」って、まだ真面目に取り合ってはいなかったです。



