「3人組のユニット『Sweet Kiss』を結成後、最初のお仕事が歌やダンスではなくDVDの撮影だったんです」
今年でデビュー20周年を迎えた紗綾さん(31)。2005年、小学5年生という驚きの若さでグラビアデビューし、デビュー当時は「中国の反日運動を止めた少女」というインターネット上での流言飛語が話題となった。2022年に結婚し、現在は一児の母として広島に居を構えながら芸能活動を続けている彼女が、これまでの足跡を振り返った。
「小学5年生の私からしたら『胸大きいね』と言われたのが一番嫌でした」
紗綾さんのデビューは、小学4年生の時、ダンス&ボーカルユニットのオーディションに合格したことがきっかけだった。最初のお仕事はDVDの撮影で、「ビキニを着て撮影するんだよ」と言われた途端、その場で涙が溢れてきたという。
「小学生だからまだビキニなんて着ないし、見たこともなかった。だから『なんですか、これ?』となりますよね」
嫌々ながらもDVDの撮影をこなした紗綾さんだが、その後、中国の反日運動に関連してネットで彼女の写真が出回り、「反日のおいたをしないでください」というコメントと共に掲載されるや反日活動が激減したという話が広まった。そのDVD発売のイベントは、会場に入りきらないほどの人が殺到する事態となった。
グラビアの撮影では、嫌な思いをすることもあったという。「最初のバリ島で撮影した時のカメラマンさんに『君、胸大きいね』って言われたのが一番嫌でした。小学5年生の私からしたら衝撃でしたし、きっと今ならアウトですよね」と語る。
ダイエットのため、ボクシングに取り組んだ時期もあった。「ミット打ちなんかも、大概3ラウンドくらいでいいんですが、私は16ラウンドぐらいやっていました。会長さんからは『今すぐプロデビューできる』とお墨付きをもらうほどに」
20代になってからは、女優としての活動にも力を入れていたが、結婚して俳優の夫の姿を見て「私、全然だめだったな」と感じるようになったという。現在は子育てに注力しながら、広島でもタレント活動を続けている。また育児や教育の発信にも力を入れている。
「子どもも幼稚園に通いはじめましたし、自分の時間もできたので、もっとこういう活動や発信を頑張っていこうと思っているところです。これからは今までとは違う自分も見せていきたいなと思っていますね」
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