仕事の紹介をしても続かず…働かない恋人との別れ

――これまで生活のための活動だったと語っていましたが、やっとやりたいことが見つかったわけですね。

髙峰 はい。ただ、今後はお芝居をやりたいとなると、演技のレッスン費であったり、ほかにもいろいろなことに挑戦したいからお金がかかるんです。それで同棲していた彼女に「働いて」って言ったんです。

 私が仕事も探して、紹介したところで働いてもらったのが去年の9月。ただ「やっぱり仕事先に行きたくない」と言い出して。それで別れようと思ったんです。

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――もう愛情はなかったんですね。

髙峰 そうですね。女の子同士って恋人から家族になるまでが早いんですよ。同性の分、裸を見られても何とも思わないですし。そうしたところから、どんどんと家族になっていっちゃう。その後は好きが少しずつ減っていって、嫌な部分が見えてきちゃうんですよ。

 それでも若い時は「こういう形でも幸せならいいのかな」って思ってたんですけれど、東京に引っ越してきて、自分のやりたいことがはっきりした時に「私の人生にこの人は必要ない」って気づいちゃって。それで別れたんですけど、その後もずるずると一緒にいて出て行かないんです。

 これはほっといたら、いつまで経っても出て行かないなって思ったので、きちんと話す日を作って「私はこういう人生を頑張っていきたいから、あなたもちゃんと新しい人生を見つけてほしい」と伝えて、ことしの6月に出て行ってもらいました。

©佐藤亘/文藝春秋

――私生活でも心機一転なわけですね。演技に力を入れるということですが、グラビアは続けていくんですか。

髙峰 続けます。グラビアも今まで言われるがままやってきたみたいな部分があったので、これからは今までの経験をいかして、新しい私をみんなに届けられるように頑張りたいと考えています。

――今後に向けての抱負はありますか?

髙峰 私は人よりもうまくできないことが多かったり、ちょっと恵まれないことが起きたりももちろんあったんですけど、でもそのたびにいろんな方に支えてもらって、ここまで来られています。

 嫌なこともいっぱいあったけれど、それがあってこそ今の私ができてると思うので。今までの人生をあまり否定しすぎず、頑張りたいなって思ってます。

©佐藤亘/文藝春秋
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