今年8月に老舗芸能事務所「サンミュージックプロダクション」への移籍を発表した髙峰じゅり(21)。グラビアアイドルとして活動する彼女はレズビアンであることを公表している。

 そんな彼女に、女性が好きだと自覚した時期から、学生時代の恋、さらにカミングアウトしたことでの周囲の反応について聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)

髙峰じゅりさん ©佐藤亘/文藝春秋

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レズビアンであることを公言、周囲の反応は

――髙峰さんはレズビアンであることを公言しています。Xでは2024年1月に明かしていましたが、それ以前から周囲には話していたんですか。

髙峰じゅりさん(以下、髙峰) もうずっと前から言ってました。隠し事ができない性格で、本当に口を閉じていないと住所とかも言っちゃうんですよ(笑)。

 なので彼女ができたらファンのみんなにも報告、別れたら報告みたいな感じです。16の時に撮影会に初出演した時から今までずっと応援してくれてるファンの方がいらっしゃるんですけど、その人は私の付き合ってきた彼女たちをみんな知ってます。私が彼女と同棲していることを知って「これ、彼女さんと一緒に食べてね」って差し入れを持ってきてくれたりしてました。

 10代の頃に大阪のコンセプトカフェで働いていたんですが、女性が好きだと明かしても「ああそうなんだ。なんか男の子と付き合うよりも全然いいよね」「逆に本物の百合が見れてハッピー。尊い」みたいな感じでした(笑)。

©佐藤亘/文藝春秋

――男性のプロスポーツでは、ゲイであることを公表した選手に対し「他の選手が意識してしまうのではないか」といった懸念がしばしば語られます。女性が好きであることを公言していたとのことですが、撮影会に参加するモデルなどから同じ更衣室を使うことへの抵抗などの声が上がったことはあったのでしょうか。

髙峰 今まで言われたこともないです。逆に「私も女の子いけるんだよね」っていう人の方が多いんですよ。グラビアをやっている方って、女の子の体が好きな方が多いじゃないですか。その延長線上でそういうのもいいよねって言ってくれる方がすごく多くて。