医者から「死ぬかもしれない」と…病気が発覚し、7回の全身麻酔手術を経験
――バイクであったり、お酒を楽しむ様子を載せていますし、自然な笑顔も見せていますね。自然体でいようという境地に至った理由の1つは去年かかった病気でしょうか。
伊藤 そこは大きいです。7回の全身麻酔手術を受けました。点滴をしすぎて針がうまく刺さらないんですよ。なので点滴を打つのも激痛でした。病気もなかなか治らなくて、ある病院の先生には「死ぬかもしれない」って言われちゃって。
――そんなに重い病気だったんですね。
伊藤 私は基本超ポジティブなんですけど、人生で初めてどん底になりました。ネガティブになりすぎて、治ったら何をしたいかも思えなくて。心もまいっちゃっていました。
ただ、紹介された先生がたまたまものすごく優秀な方だったんです。今は日本にはいない先生なんですけど、ちょうど去年の5月くらいにたまたま日本にいて「今すぐ手術しましょう」と言われて。
それで6月に手術をしていただいて、まだ完治ではないんですけども、今は運動もできるレベルに戻りました。先生との出会いがなかったら本当にやばかったと思います。
「待っててくれている人がいるんだ」インスタグラムで病気を公表した理由
その先生に手術前に「治ったら、何でもいいからできなかったことをやってみましょう」と言われたんです。今まではグラビアもやっていたし、細くいなきゃと思っていたんですけど、もし治ったら一旦めっちゃ食べようと思って。
今までスタバのフラペチーノは飲まなかったんですけど「治ったら飲んでやろう」「誕生日までに絶対治そう」と思っていたら、すっごく回復が早くて。私の場合は、病は気からなんだなと思いました。
――昨年7月にはインスタグラムで初めて病気になって入院していたことを明かしました。
伊藤 7月頭ぐらいに退院したんですが、それまでSNSを全然更新してなかったんです。ファンの方からもDMで「大丈夫?」「生きてる?」と問い合わせがたくさん来ていて。心配をかけてたんだと思って、病気について公表しました。
それまでSNSはもう見たくないぐらいの気持ちだったんですけど、そういうDMを見て「待っててくれている人がいるんだ」と思って。

