「私らしいんですよ。好きなことをして生きていくことが」
――インスタでは「今年はやりたいことをやってみたいに変えていく年にしたい」と話していましたね。
伊藤 ちょっぴりわがままに生きようと思ってます。今までもだいぶわがままに生きてきた気もするんですけど(笑)。
例えばキックボクシングをずっとやりたかったんですけど、「その時間があったらドラマを見て勉強した方がいいかな」とか我慢していたんです。でも今年から始めました。英語も始めたんですよ。将来何につながるかは分かんないんですけど、とりあえずやりたいことはやっておこうと思って。
そのせいか、最近「すごくかわいくなったね」と言われることが増えているんです。体重も以前よりは増えているんですけど、「もっとかわいくなった」とか、そういうコメントがSNSで増えてきています。
やっぱり好きなことしている時って、顔が明るくなるんだなと思います。それに私らしいんですよ。好きなことをして生きていくことが。
――伊藤さんには自由があっている気がします。最後にビールの売り子時代の経験について、今どう考えているか教えてください。
伊藤 ビール売り子は私にとって天職だったと思います。いっぱい働いて、お酒を飲んでオールをして、また働いて。本当に悩みなく生きてました。
嫌なことを言われたとしてもあの頃の私は「別にどうでもいい。私がよければいい」というギャルマインドで生きていたので(笑)。もう本当にやっていてよかった、売り子は私の人生そのものです。
撮影=石川啓次/文藝春秋
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