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「もう愛嬌だけですよ。前にも言いましたけど、だから私は自分から声かけるんです。『どこ行くの?』ってフランクな感じから入って、『暇だったら遊んでよ』って」
──でも、リスク高いよね、自分から声かけるの。
「まあ、捕まるときは、自分から声かけなくても捕まりますからね」
──で、カネが入ったらインカジ行くか、ホストに行くか。
「そんな感じです」
──生活レベルを下げようと思わない?
「思わないです。なんならいまがいちばん下げてますね。これがいちばん最低です、私の。いちど一般職で働く同世代より稼げることを知ったら、もう無理ですね」
──じゃあ、もうカラダ売ることなんて何とも思わない。
「はい。何とも思わないです」
売春は「40歳ぐらいまで」続けるつもり
──もうずっとやるつもり?
「そうですね。40(歳)ぐらいまではやるんじゃないんですかね」
──なぜ40歳まで?
「やっぱ40ぐらいが限度じゃないですか」
──でも、公園には老女もいるよね。
「そうですね。でも、売れてるところをほとんど見たことないんですよ。むしろ『売れない』っていう見本になっちゃってます」
──その先のことは考えてる?
「そのころには犬もいないんでもう、さっさと死にたいですね」
