「先日、お祝いの電話をしたら、『こんなのに僕が選ばれるとは思わなかった』って喜んでいましたね」
こう語るのは、一昨年から芦屋市長を務める高島崚輔氏(28)の後援会長・市川洋子氏である。
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米タイム誌「次世代の100人」で唯一の日本人
米タイム誌が先日発表した世界で最も影響力のある「次世代の100人」。日本人で唯一選出されたのが、灘高、ハーバード大を経て、23年に史上最年少で市長に当選した高島氏だ。
「タイム誌は、高齢化が進む中で財政負担を減らすための敬老祝い金の廃止や、1人1人にあった学びなどの取り組みを評価。長老政治が色濃く残る日本で、型破りな存在だと紹介しました」(全国紙記者)
市川氏が続ける。
「英語も堪能。本人は『英語でスピーチをする機会が多かったので、それも影響しているのではないでしょうか』と言っていました。彼を祝いたい支援者から連絡が沢山来ていて、まるでアイドルみたいな人気です」
高島氏は、就任した年の12月、元さいたま市教育長を教育委員に充てる人事案を提出。芦屋に縁のない人物で、事前に市議たちに説明がなかったこともあり、反対多数で否決された。ただ、その後は市議と上手く付き合っているようで、
「反対の意見を持つ議員にも、高島市長は顔色を変えずに対応する。かつては激論が交わされていた議会の雰囲気が、ずいぶん穏やかになった」(無所属市議)
「高齢者から不安の声はある。ただ、敬老祝い金廃止の代わりに高齢者生活支援センターを増設。バランスもとっていると思います」(岩岡良典市議)
と、上々の評価なのだ。
経歴も含め、あまりにもピカピカ過ぎる高島氏。気になるのはプライベートだが、市川氏によると、

