10月11日、楽天・則本昂大投手(34)が海外FA権の行使を明言した。

 13年の入団から6年連続で2ケタ勝利を挙げるなど、エースとして活躍。昨季、抑えに電撃転向し、32セーブを挙げてセーブ王に輝いた。そんな右腕も今季は不調に苦しんだ。

今季の年俸は推定3億円だった則本

「抑えとして開幕を迎えたものの、シーズン途中でポジションをはく奪され、以降は中継ぎでの登板が続いた。8月には2季ぶりに先発するも、2回2失点で敗戦投手に。今季の成績は3勝4敗、16セーブに留まりました」(プロ野球番記者)

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メジャー挑戦の意欲は低め?

 今季が7年契約の最終年。すでに米国の大手代理人事務所として知られるワッサーマングループと契約を結んだ。

 だが本人は「年齢的にも最後のFA。悔いのない野球人生にしたい」としつつ、古巣との残留交渉について「これから話す機会を設けていただけたら」と含みを持たせるなど、他のメジャー挑戦者に比べてもトーンは随分控えめだ。

 実は今回のFA宣言の背景には、23年12月に「週刊文春」が披露宴の模様を報じた“ゆきぽよ似”再婚妻の存在があるという。