免許更新で「別人に間違えられた」ほど大変身したひやニキさん。大学時代は「間違った日焼け」や「ラードを使ったヘアセット」など、思わず苦笑してしまう方法で垢抜けを試みるも失敗続き。しかし、努力を重ねて外見を変えた今だからこそわかったのは、見た目を整えること以上に大切な「モテる条件」とは――。
体重は69キロから54キロへと激減、クラスの3軍男子が『超イケメン』に変身したインフルエンサーとして注目を集めたひやニキさんインタビュー第2弾をお届けする。
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努力が裏目に出た「日焼け事件」「ラード事件」
──ひやニキさんは大学卒業後、15キロダイエットするなどして免許更新で別人に間違えられるほど大変身しました。ただ、以前、大学デビューを目指していろいろな方法で垢抜けようと努力し、裏目に出てしまったことがあったとか……。
ひやニキ そうですね。どこから話せば良いんだろう……(笑)。まず、大学生になって「日焼けしてるほうが良いのかな」と思ったことがあったんですよ。それで1日中ベランダで日焼けしてみたり。
──日サロじゃないんですね。
ひやニキ 日サロという言葉すら知らなかったんです。あまりにも暑くて1週間でやめました。まわりからしたら不審者ですよね。ベランダに、あぐらをかいてる上裸の男が瞑想しているわけなんで……。
──それはちょっと怖い……。
ひやニキ それで「これは違うわ」と思って。ファッションもよくわからなくて、Theオタクって感じの、よくわかんない英語の文字が書いてあるノースリーブの服ばっかり着ていました。ジャラジャラしたネックレスつけて、いかにも「イケてるファッションを勘違いしたオタク」という感じで。
ヘアワックスの存在も知らなくて。友人に「つけてみたら?」って言われたけど「なんだそれ」と。おそらく油なんだろうとは分かったんですが、1個1000円くらいすると知って。当時はおしゃれに金をかけるのがバカバカしいと思っていたから「それなら身近にあるもんでいいか」と、頭にラードを塗ってくるわけですよ。
──ラードって、すき焼き肉を買った時とかにもらえる、白いアレですよね……?


