愛媛県最大の信用金庫である愛媛信用金庫が同社HPで18日、「昨日(11月17日)の一部報道について」と題するリリースを発表した。リリースでは、「2025年9月期決算は、約130億円の赤字」となることを明かし、赤字の要因は「評価損が拡大した国債や地方債を売却するなどポートフォリオの見直し」と説明している。「週刊文春 電子版」では本件をいち早く報じていた。記事より一部を抜粋して公開する。
愛媛信用金庫が、2025年9月期決算で過去最大額の赤字を計上することが「週刊文春」の取材で分かった。
「週刊文春」が入手した内部資料によると、2025年9月期の赤字額は約129億円。愛媛信金の経営陣は「含み損が膨らんだ債券を売却したため大幅赤字となったが、経営の健全性には問題がない」などと説明しているという。
他方、関係者からは「前例のない赤字額で、預金流出や取引中止の恐れもある」との懸念も聞こえてくる。一体、何が起きているのか――。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、前代未聞の赤字額に対する関係者の懸念や、水面下で進められる「取り付け騒ぎへの備え」、経営陣の判断に対する専門家の評価、全国の信金に影響が波及する可能性などについて詳報している。
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