モーター大手・ニデック(旧日本電産)の不適切会計疑惑をめぐる報道が続いている。『文藝春秋』では、2025年12月号の「丸の内コンフィデンシャル」で疑惑の裏側を掘り下げているほか、過去には創業者・永守重信氏らの肉声を伝えてきた。ニデックの企業風土や社内事情が伝わってくる記事を時系列で紹介します。[全5記事]
日本電産会長 自動車産業の「インテル」になる
【ニデック創業者・永守重信氏インタビュー】2030年に向けて、私が掲げているのは売上高10兆円の達成です。いまの6倍以上ですから、みんな驚きでひっくり返りますけど、実現不可能だとは思いません。創業以来、だいたい12、3年のペースで売上高100億円、1000億円、1兆円の壁を突破…

日本電産社長「EVの覇権を狙う」
【関潤氏、新社長就任インタビュー】私には永守の「分身」になる使命があると考えています。今は経営戦略の根本的な部分で狂いが生じないように、永守とは週に一度、「1on1」と呼ぶ話し合いの時間を設けています。一対一で膝を突き合わせ、一つ一つの案件について齟齬が生じないように徹底的に…

「さらば日本電産! 私は台湾で戦う」
【関潤氏、社長退任後のインタビュー】確かに言われてみれば、個性の強い経営者のもとに吸い寄せられる運命なのかもしれません(笑)。



