不適切な会計処理が疑われる事例が、今年6月から相次いだモーター大手・ニデック(旧日本電産)。ニデック社内では何が起きているのか?「文藝春秋」の最新記事など、ニデックの内情を読み取れる記事を一挙紹介する。[全5記事]
指示は「執念を見せろ!」。不正は1000億円を超えていた ニデック永守代表の落日
【不適切会計“疑惑”の深層】「私が社員を怒鳴ると、他の社員の中には『私も怒鳴りつけて欲しい』と思う人がいる。社員じゃなくて、みんな『子分』だ。関社長は『子分』どころか社員にもなっていなかった」

日本電産社長「EVの覇権を狙う」
【関潤氏、新社長就任インタビュー】普段から矢継ぎ早に指示や問い合わせなどのメールが来て、それに私が返信する「交換日記」のような形でも意思疎通を図っています。いわば永守を家庭教師のようにして、経営について勉強させてもらっているところはあります。もちろん、他の社員ほどではないにしても、私も叱られてしまうことはありますが(笑)…

「さらば日本電産! 私は台湾で戦う」
【関潤氏、社長退任後のインタビュー】報酬は前職と比べて増えましたが、そのぶんハードワークではあります。ただ、非常にやりがいは感じていますよ。私に限らず、休日も働いている社員は多いですが、仕事の目的意識がはっきりしているためか、生き生きとしているように…



