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やがて口喧嘩が始まると、デヴィッドが妻に言った。そんなに俺を愛しているなら、おまえが殺せ。
キャサリンはその言葉を待っていたかのように、スザンヌを絞殺。遺体は最初の犠牲者メアリーと同じく近所の森に遺棄した。ちなみに、夫婦はスザンヌの両親を安心させるため、監禁中に彼女に自身の無事を知らせる手紙を2通書かせ、投函している。
3人目の犠牲者
3人目の犠牲者は、夫婦と顔見知りのノエリーン・パターソンという31歳のスチュワーデスだった。同年11月1日、彼女が仕事帰りにガス欠で立ち往生しているところを通りかかったのがデヴィッドとキャサリンで、ノエリーンは誘われるまま車に乗り彼らの自宅へ向かう。そこで、また同じことが繰り返される。
3日にわたって彼女をいたぶるデヴィッドにキャサリンが嫉妬し「ノエリーンを殺して! できなければ私が自殺する!」と絶叫。仕方なくデヴィッドは彼女に睡眠薬を飲ませたうえで絞殺し、またも近所の森に埋葬する。このとき、砂をかけられたノエリーンを見てキャサリンは大喜びし、後の警察による現場検証の際には彼女が埋められた場所に唾を吐きかけたそうだ。