この記事の画像（13枚）

<このお話は第2話　後編です。前編はこちらから>

31歳の専業主婦・美禰子。
満たされない思いを抱える彼女は、既婚者の慎司とホテルでの逢瀬を重ねている。だけど、胸の内には埋まらない空洞が広がっていた。

既婚者たちが“居場所”を求めてさまよう姿を描く『灰汁女』（松本千秋／文藝春秋）は、12月16日に単行本として刊行される。文春オンラインでの連載時にも大きな反響を呼んだ本作から、一部を期間限定で再公開する。


続きは単行本でお楽しみください。紙、電子書籍ともに発売中です。
最初から読む 「夫と二人きりの生活はもう限界」5年レスの人妻が、どうしても手に入れたいもの