来年1月スタートの日テレ系ドラマ「身代金は誘拐です」に瀧本美織(34)が夫役の勝地亮とW主演。「娘の命を救うために、他人の子供を誘拐できるか」という究極の選択を迫られるミステリーに挑む。放送記者の話。
「これまでは恋人役が多く、母親役はめずらしい。『守れるものがあったら、人は強くなれるんじゃないか』と気持ちを込めて撮影に取り組んでいるそうです」
ポスト竹内結子と期待された
瀧本は鳥取県出身。小学生で音楽活動を始め、高校3年生の時に、朝ドラ「てっぱん」のオーディションで1424人の中から選ばれヒロインの座を掴んだ。
「高校卒業後に大阪に住む祖母と暮らしながらお好み焼き店を開業する、明るく快活な娘役がハマった。持ち前の笑顔に視聴者も引き込まれた」(同前)
翌年、TBSの「美男ですね」で民放初主演。女優の王道を歩き出した瀧本を事務所も“ポスト・竹内結子”と期待していた。
その後も忍者など幅広い役でキャリアを積み「GTO」のリメイク版では教師役で主演。13年、宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」のヒロイン声優にも抜擢された。
「監督が瀧本の作品を見て『芝居もいいし、透明感のある澄んだ声が素晴らしい』と即決でした」(元映画記者)



