このイベントを紹介した記事には、「みんな“ドムドム”を待っていた。この熱気こそ“逆襲”の証明だ!」というタイトルがつけられました。まさにその通りで、皆さんの「店舗数が減ってしまったけど、最近頑張っているから応援したい!」という気持ちがひしひしと伝わってきました。「絶滅危惧種のチェーン店を救い出そう!」というムーブメントになっているようにも感じました。
今回のことで、社長就任以来ずっと考えていた「ドムドムとは何か?」という問いの答えが見つかったように思います。
それは、「お客様の郷愁と愛着」そして「期待」に支えられたブランドであり、お客様の人生に寄り添いながら、喜んでいただけることを提供するのがドムドムなのだと。
くしくも、2020年は創業50周年の年。
節目の年にふさわしい、最高のスタートを切ることができました。
「いい縁に恵まれるコツ」とは?
幸せなことに、社長就任後に実現したコラボ企画や新店オープンは、ほとんどすべて先方からご依頼いただいたのがきっかけでした。多くのご縁に恵まれて、本当に感謝の言葉しかありません。
この話をすると、いい縁に恵まれるコツを教えてほしい、と聞かれることがありますが、特別なコツはありません。
1回1回の関わりを大事にすれば、過ごす時間の長さにかかわらず、素敵なご縁につながります。縁をつなぐのは関わる頻度ではなく、1回の質なのかもしれません。相手と誠実に向き合い、心を尽くす。それが、縁をつなぐ上で何よりも大切だと思っています。
「相手に心を尽くすと疲れる」という方でも、何事も慣れだなと思います。習慣になれば、意識しなくても自然とできるようになります。
コツは、心を尽くして接した自分を褒めること。褒め方はなんでも構いません。「頑張れたね」「笑顔が良かったね」など、自分の頑張りを認めてねぎらうのです。
自分で自分を褒めると落ち込まずに済む
自分を褒めることは、自分を大事にすることです。