「大ヒットを受け、『中条さんの後押しで、竹内さんにしてよかった』との声が上がっている」(ドラマ関係者)

 12月9日に最終回を迎えた『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS)。竹内涼真演じる勝男とマッチングアプリで出会い、親友となる女性・椿を好演したのは、中条あやみ(28)だ。

中条あやみ

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「中条さんが竹内さんにも口添えをしてくれた」

「気さくで行動力のある、セレブな美人社長という役どころ。中条さんは役作りに熱心で、『椿だったらこうするはず』とネイルを変えて撮影に臨んでいた」(同前)

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』ではセレブ社長役(公式HPより)

 W主演の竹内と夏帆が元恋人同士の絶妙な心理描写を演じて話題となった本作。実はこのキャスティングに一役買ったのが中条なのだ。

「当初は吉沢亮さんが主演予定でしたが、泥酔騒動の後に降板し、代役を探すことになった。この時、TBS側に竹内さんを推したのが、先に出演が決まっていた中条さんだった」(同前)

 2人は、ドラマ『君と世界が終わる日に』(日テレ、Hulu)などで共演経験がある。

「中条さんが竹内さんにも口添えをしてくれたことで、スムーズに話が進んだと聞く。竹内さんとは共通の知人も多いようで、現場でも会話が弾んでいた」(同前)

意外なギャップが同性にも人気

 今年は連ドラに加え、CM9本に出演し絶好調の中条。イギリス人の父と日本人の母との間に、大阪市阿倍野区で誕生。14歳でスカウトされると、女性ファッション誌『Seventeen』の専属モデルとして活躍した。

 当時のスタッフが語る。

「10代の頃から美人を鼻にかけないひょうきん者で、アヒルやヤギのものまねをしていたのが印象的だった。コテコテの関西弁で、たこ焼きの作り方を指南してくれたこともありました」

 12年にドラマ『黒の女教師』(TBS)で女優デビュー。

「15年に、若手女優の登竜門である『ポカリスエット』のCMに抜擢。その後は『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)の「ゴチになります!」メンバーや『アナザースカイ』(日テレ系)のMCなど、活動の場を広げた」(スポーツ紙記者)

 人気の秘密を芸能関係者が明かす。

「共演者やスタッフとにこやかに談笑し、現場の空気を和ませてくれる。スルメや乾燥ホタテなどの酒のアテを持ち歩き、共演者に配ることもあるとか。銭湯やサウナが好きという“おっさん”な一面とクールビューティーな外見のギャップは同性にもウケがいい」