現ファーストレディのメラニア・トランプは、元モデルならではのスラリとした容姿とファッションセンスによって、トランプ支持者の女性たちの間で人気がある。アメリカの白人はそもそもは欧州由来であることから、ヨーロッパに憧れを抱く人が今も多く、メラニアがユーゴスラビア(現スロベニア)生まれのファーストレディであることも魅力の一つなのだろう。
そんなアメリカの、欧州ロイヤルファミリーへの憧憬を映画化して大ヒットしたのが、アン・ハサウェイの映画デビュー作『プリティ・プリンセス』(2001)だった。サンフランシスコでシングルマザーに育てられた女子高生が、実は欧州のある小国の唯一の王位継承者であり、王室教育を受けて王女となる過程を描いたロマンチック・コメディだ。映画はヒットし、続編『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004)も作られた。
アメリカ女性のロイヤルファミリーやプリンセスへの憧れは大人になっても続くようで、2026年にはシリーズ3作目となる『The Princess Diaries 3』が公開される。第1作から25年が経ち、女子高生だった主人公もすでに40代となっているはずだ。その主人公を、アメリカで最も人気のある女優の一人、アン・ハサウェイがどう演じるのだろうか。
スーパースターと元首相の恋の行方は…
とはいえ、ケイティ・ペリーにファーストレディやプリンセスへの憧れがあるのかは分からない。過去のパートナー2人はイギリス人で、トルドー前首相はフランス語も話すカナダ人であり、単に欧州系の男性が好みなのかもしれない。そもそもバックグラウンドなど関係なく、ジャスティン・トルドーという人物に惹かれているのかもしれない。
いずれにしても世界的なスーパースターとハンサムな元カナダ首相の恋の行方は、今後も報じ続けられることと思われる。


