2000年代前半に、抜群のプロポーションを武器に人気グラビアアイドルとして活躍した佐藤寛子さん。現在未婚のシングルマザーとして生活を送る彼女が、ここに至る10年間の苦しみの日々を激白した。中絶、そして同じ男性との二度目の妊娠、シングルマザーとして子を産む決意をした瞬間、出産後の子供の父親の冷たい対応、その後の苦悩。涙で言葉を詰まらせながらすべてを語った――。
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「子供の父親についての話をしたい」
佐藤さんは雑誌の勢い華やかなりし2000年代前半、中学、高校で生徒会長を務めたという真面目なキャラクターと抜群のプロポーションを武器に人気グラビアアイドルとして活躍した。その後、俳優へとシフトし、竹中直人が主演した2010年公開の映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』では第32回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞している。
そして2015年、佐藤さんは雑誌「週刊プレイボーイ」で、出産し未婚の母になったと公表し関係者やファンを驚かせた。ただ父親についてはこれまで明かしていない。筆者は文春オンラインで2023年にインタビュー取材をしているが、その際も子供の父親については明かすことはなかった。
そんな彼女から「子供の父親についての話をしたい」と連絡があった。取材は彼女の妹が同席するもとで行われた。少し緊張した面持ちだった佐藤さんは、静かに今まで明かしてこなかった「過去」について語り始めた。
――お子さんの父親はどんな方ですか?
《この続きでは、父親の名前とその馴れ初め、中絶や2度目の妊娠、未婚の母となった経緯、父親の事務所とのやりとりなどを語っている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる》
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